ウィンブルドンテニス2018 錦織vsグルビス(男子シングルス4回戦)実況解説①【第1セット】
今年もこの季節がやって来ましたね~🎵
ウィンブルドン2018!!!
錦織圭選手がプロになってツアーに参加し始めた頃から、かれこれ10年以上応援し続けて来ました!
四大大会では意外にもベスト16が最高という錦織選手。
右肘の具合が心配される中、錦織は安定したサーブ、ストロークで4回戦に進出‼
2回戦ではバーナード・トミック選手のダイナミックな質の高いプレーを退け、3回戦ではニック・キリオス選手のエース級のサーブを深いリターンで返すなど、自身が『芝人生最高のプレー』と表現したように全てのプレーが光っていました。
そしてベスト8をかけて、グルビス選手と対戦。今は怪我もありランキングを下げていますが2014年には世界ランキング10位にまで登り詰めた選手です。3回戦では今もっとも勢いに乗る若手で第3シードのズベレフをフルセットの末破るなど、予選3試合からここまで快進撃を続けて来ています!
さあ、試合開始。
【第1セット】
《第1ゲーム》
錦織サーブ。
完璧な立ち上がり、ラブゲームキープ。
《第2ゲーム》
重要なリターンゲーム。
グルビスの身長193cmの高い所からうち下ろす強烈なサーブ。ともにラブゲームキープ。どうなるか、これからの展開。《第3ゲーム》
錦織サーブ
ダブルフォルトもあり、0-30と先行されるが、サービスのフリーポイントもあり、デュースに持ち込む!
グルビスが時折織り混ぜるスライスに対して錦織のフォアがネットにかかる。
しかしここ一番で飛び出す錦織のバックハンドの逆クロス。
グルビスのブレークチャンスもあったが、5回のデュースを乗り越え、錦織、価値あるキープ!!
ゲームカウント2-1
錦織先行。
《第4ゲーム》
グルビスサーブ。
スピードのあるセカンドも持ち味。
グルビスのサーブが冴え渡る。
ここもラブゲームキープ。
ゲームカウント2-2
《第5ゲーム》
錦織サーブ
このゲームもダブルフォルトも絡み0-40と3つのブレークピンチ。
しかしここから錦織の集中力のギアが上がり、デュースに戻す。
ここで珍しい三回連続レットファーストサービス。このポイントをグルビスがとると、最後はグルビスの素晴らしいバックのダウンザライン。錦織ブレークを許す。
ゲームカウント2-3
《第6ゲーム》
グルビスサーブ
早めにブレークバックしたい錦織。
グルビスのワイドに切れていくスライスサーブやセンターへのフラットサーブが素晴らしく、錦織のフォアとバックのミスもありグルビスキープ。
ゲームカウント2-4
《第7ゲーム》
錦織サーブ
サーブ、ストローク、ドロップショット全て完璧であっという間に錦織キープ。流れが錦織に傾きかけている。
ゲームカウント3-4
《第8ゲーム》
グルビスサーブ
いきなり208キロのサーブをたたき込む!セカンドも素晴らしいサーブ。
0-30から錦織がストロークで主導権を握り左右に振り1ポイント取り返す。
しかし、グルビスのナイスセカンドサービスと、最後には線上のスーパーロブショットでグルビスキープ。
ゲームカウント3-5
《第9ゲーム》
錦織サーブ
第7ゲームに引き続き安定したサーブで錦織キープ。
ゲームカウント4-5
《第10ゲーム》
グルビスのサービングフォーザセット。
グルビスの集中力、プレーの質が素晴らしいまま1セットアップ。
ゲームカウント4-6
錦織が右肘を気にしてトレーナーを呼ぶ!
すごく心配。
メディカルタイムアウトを取る!
肘から二の腕のあたりのマッサージを受ける!
テーピングを外した状態で第2セットに向かう!
に続く、、、